4Kアンテナに工事は必要?工事費が安くなる「助成金制度」についても教えます! (千葉県 N.H)

近いうちに4Kチューナー内蔵テレビを購入する予定です。
今のアンテナのままで、そのままBS番組を視聴することはできますか?
とはいえアンテナも古くなってきたので、いっそのこと4Kアンテナの工事をお願いしようかな?とも考えています。
工事をした場合、費用がどれぐらいかかるか教えてください。
(千葉県 N.H)
▼「今すぐ4Kテレビを視聴したい!」という方は、みんなのアンテナ工事屋さんにご相談ください!
最短30分で駆けつけ、あなたが見たい番組にピッタリのアンテナをご提案します。
4Kアンテナの工事が必要かどうかはチャンネル&環境次第!工事費の相場は30,000円〜50,000円
こんにちは!
みんなのアンテナ工事屋さんの中沢です。
4Kアンテナに関するご相談ですね!
「4Kとか8Kってよく聞くけど、今までのBSと何が違うの?」
と、なんとなくピンと来ていない方も多いのではないでしょうか。
4K放送とは、2018年12月に始まった新しい衛星放送のこと。
高精細でキレイな映像で、映画やスポーツ観戦をするのにピッタリです。
私たちみんなのアンテナ工事屋さんにも、
「今までBSのみを視聴していたけど、新しく4K放送も視聴したい!」
「アンテナを交換するついでに、4K8K対応にしてほしい!」
というお客さまから、たくさんのお問い合わせをいただいています。
質問内容の「今のアンテナのままでもBS番組を視聴できるかどうか」ですが、これは問題ありません。
アナログテレビから地デジに移行した時とは違い、4K放送は既存のBSに新たに加わる形で放送されます。
なので、今まで見ていた番組を継続して視聴できます!
また、今のところ地デジが4K放送をスタートする予定はありませんので、安心してください。
ただし、4K放送独自のチャンネルを視聴する場合は少し話が違います。
テレビやアンテナだけでなく、周辺機器も4K8K対応のものに変える必要がありますので、注意してくださいね。
そして、気になる4Kアンテナの工事費用について。
業者に工事を依頼した場合、本体費+工事費あわせて30,000円〜50,000円が相場となっています。
かなり幅がありますが、これはテレビの台数や環境によって工事内容が変わるためです。
たとえば、すでに4K8Kの視聴環境があり、アンテナのみを4K8K対応にするなら30,000円前後。
新築の一軒家に、周辺機器も含めてすべて4K8K対応のものを設置し、複数台のテレビでテレビを見たいなら50,000円ほど見ておいたほうがよさそうです。
複数のテレビで4K8K番組を視聴したい方は、さらに金額が上乗せさせる可能性もあります!
業者に4K8Kアンテナの工事を依頼する際に、工事費を安くするコツがあるのでのちほどくわしくお伝えしますね!
▼「工事費を安くする方法を今すぐ知りたい!」という方はこちら▼
(この記事の下にあるトピック「4Kアンテナを安く工事するコツは?助成金をもらえるケースを紹介」までスクロールします!)
この記事では、4Kアンテナにまつわる3つの内容について順番に紹介します。
- 「4K」の定義と普通のテレビとの違い
- 4K放送を見るために必要なもの
- 4Kアンテナの工事の流れ
- 4Kアンテナを安く工事する方法
この記事を読んで、皆さんがスムーズかつおトクに4Kテレビに移行できることを願っています!
それでは、さっそくまいりましょう。
そもそも「4K」って何?普通のテレビとの違いとは
▼「4K8K放送の内容はもう知っている」という方はこちら▼
(この記事の下にあるトピック「4K放送を見るために必要なものって?あなたに合った視聴方法を診断」までスクロールします!)
4K放送が新しいということはなんとなくわかる。でも、「『4K』とか『8K』の『K』って、そもそも何なの?」という方、けっこう多いのではないでしょうか。
ここでいう「K」とは、数字の1,000を表す単位で、ずばり画素数の規格のことです。
最新の「8Kテレビ」で視聴すると、それまでの標準である「2K(フルハイビジョン)」より約16倍もキレイな映像を大画面で楽しめるようになりました。
現在、テレビの最高画質は「8K」です。
「今4K8K対応テレビを買っても、すぐに新しく16K、20K…と次の製品が出て、すぐに型が古くなるんでしょ?」
と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
8Kテレビを世界ではじめて作ったのは、実は日本の企業であるシャープ。
このテレビは2017年時点で100万円以上する高額商品で、「放送の最終形態」と呼ばれるほど高精細なんだとか。
※現在の最新8Kテレビは25万円程度に値下がりしています。
また、8K放送のチャンネルは現在「BS NHK」の1chのみとなっています。
仕事などでどうしても8K映像が必要という方は別ですが、「自宅のリビングで高画質の映像を楽しみたいな」という程度なら、当分は 4K放送のみでまったく問題ない と思います。
続いて、4K8K放送にはどのようなチャンネルがあるのか見ていきましょう。
4K8Kでしか視聴できない番組って?視聴料はどれぐらい?
現在、日本では国策単位でテレビ放送の4K8K化が進められています。
2020年には東京オリンピックの多くの競技が4K8Kのチャンネルでも放送される計画があり、まさに「4Kに乗り換えるなら今!」という絶好のタイミングですね。
ここで、4K8Kのチャンネルはどんな種類があるかについて少し説明します。
これまでの衛星放送にも、「BS」や「CS」といった区別がありましたよね。
4K8K放送の電波は、その中でさらに「右旋」「左旋」の2つにわかれており、それぞれ配信される番組が異なります。
どのようなチャンネルを視聴したいかによって、契約する放送サービスやアンテナ工事が必要かどうかが変わるので、よく見て決めるのが良さそうです。
くわしくは、下記の番組表を参考にしてみてください。
▼番組表をスキップする!▼
(この記事の下にあるトピック「4K放送を見るために必要なものって?あなたに合った視聴方法を診断」までスクロールします!)
style="text-align: center;">4K8K放送の区分と放送番組
放送と電波 | 4K8K番組名 | 視聴料金 |
BS右旋 | NHK BS 4K | NHK衛星契約料金 (地上契約含む) |
BS 日テレ 4K | ||
BS 朝日 4K | ||
BS -TBS 4K | ||
BSジャパン 4K | ||
BSフジ 4K | ||
BS左旋 | WOWOW※2020年12月1日開始 | 有料 |
ザ・シネマ4K | 有料 | |
ショップチャンネル4K※通販 | 無料 | |
4K QVC※通販 | 無料 | |
NHK BS(8K) | NHK衛星契約料金 (地上契約含む) |
|
CS左旋 | J SPORTS 1(4K) | 有料 |
J SPORTS 2(4K) | 有料 | |
J SPORTS 3(4K) | 有料 | |
J SPORTS 4(4K) | 有料 | |
日本映画+時代劇 4K | 有料 | |
スターチャンネル | 有料 | |
スカチャン1 4K | 一部有料 | |
スカチャン2 4K | 有料 |
番組の内訳は、BS右旋が6ch、BS左旋が5ch、CS左旋が8chとなっています。
それぞれ、どのぐらいお金がかかるのでしょうか。
次は、BS右旋/BS左旋/CS左旋それぞれの番組を見るために必要な契約・設備について見ていきましょう。
style="text-align: center;">4K8K放送3種類それぞれに必要な契約・設備
放送と電波 | 契約する チャンネル +契約料金(1ヶ月換算) |
テレビ | アンテナ |
BS右旋 | NHK衛星契約料金 2,230 円 |
4Kチューナー、 BS・4K対応テレビ |
既存のBS110° アンテナのままでOK! |
BS左旋 | NHK衛星契約料金 2,230 円 |
4Kチューナー、 BS/CS・4K対応テレビ |
4K8K(右旋・左旋)対応 BS・110°CSアンテナが必要 |
WOWOW (有料チャンネル) 2,230 円 |
|||
ザ・シネマ 4K (有料チャンネル) 990円〜 |
|||
CS左旋 | 「スカパー!」429円 「フレッツ・テレビ」750円 +各種有料チャンネル料 |
4Kチューナー、 BS/CS・4K対応テレビ |
BS右旋のみの視聴であれば、現在お使いのBSアンテナのままで受信できます。
配線やプラグも今のままで大丈夫。
ただしNHKの衛星放送を視聴するにあたって、契約料が必要です。
これに対して、BS左旋とCS左旋の場合は4K8K対応BS・110°CSアンテナの工事が必要になります。
また、各有料チャンネルの契約が必要です。
「スカパー!」やケーブルテレビ、フレッツ・テレビなどの衛星放送サービスに加入した上で、BS・CSの4Kチャンネルを楽しむのが一般的です。
続いて4K放送を見るために必要な製品と、対応製品の見分け方を紹介します。
4K放送を見るために必要なものって?選び方と確認方法を紹介
衛星放送の電波は、以下の図のような経路を通ってテレビに届きます。
ここで必要になる製品の分類は、大きく分けて3つ。
- テレビ・チューナー
- アンテナ本体
- アンテナの周辺機器
BS右旋の場合、テレビとチューナーのみを4K対応製品に。
BS左旋・CS左旋の場合、アンテナからテレビまですべての製品を4K対応製品にする必要があります。
ここからは、製品を購入するときに4K対応製品かどうかチェックするポイントについて紹介しますね。
まずはテレビ・チューナーから。
4K対応のテレビ・チューナーは?これから主流になるテレビも紹介
4K放送を視聴できるテレビは以下の2つです。
- 4Kチューナー内蔵テレビ
- 4K対応テレビ
後者の場合、テレビがあっても4Kチューナーがなければ4K放送を視聴できませんので注意してください。
また、これから先はどんどん4Kチューナー内蔵テレビが主流になりそうです。
これから新しくテレビを購入する方は、4Kチューナー内蔵テレビを検討してみてくださいね。
また、4Kチューナーについては、
- 電気メーカーが出している製品
- スカパーやケーブルテレビの有料チャンネル受信を兼ねた製品
- BDレコーダーと4Kチューナーを兼ねた製品
などなど、さまざまな製品が出ています。
自分の用途に合わせて、ピッタリのものを選択してください。
続いて、4Kアンテナについて。
4K放送を見るのに必要なアンテナは?見分け方を紹介
4Kアンテナの工事が必要かどうかは、視聴したいチャンネルによって異なります。
あなたは以下の2つのうちどちらに近いでしょうか?
- 既存のBSアンテナをそのまま流用できるBS右旋のみを視聴したい
- 4Kアンテナの工事が必要なBS左旋とCS左旋のチャンネルも視聴したい
後者のBS左旋・CS左旋を見る場合や、これから新たにアンテナを設置する場合、「4K8K対応BS・110°CSアンテナ」が必要になります。
ネットショップではさまざまな形状のアンテナが売られていますが、衛星放送を視聴するのに必要なアンテナは、お皿のような形のパラボラアンテナです。
地デジを見るためのアンテナとは形状が異なるので、注意してください。
パラボラアンテナは2種類ある!どう違うの?
パラボラアンテナには、「110°アンテナ」と「マルチアンテナ」の2種類があります。
一見同じように見えますが、マルチアンテナとはCSのプレミアムサービスに加入する場合に必要なアンテナです。
プレミアムサービスに加入する予定がなければ、マルチアンテナではなく、110°アンテナで大丈夫です。
アンテナを購入する際には、商品名に「4K8K対応」「110°」という表記があるかを確認してみてくださいね。
そして費用についてですが、4Kアンテナは本体のみで大体5,000円〜13,000円。
工事を依頼する場合の相場は、本体+配線設備込みのトータルで30,000円〜50,000円程度となります。
私たちみんなのアンテナ工事屋さんでは、お問い合わせから最短30分で駆けつけ、あなたにピッタリの4Kアンテナを設置いたします!
4Kアンテナ工事の際には、ぜひお気軽にお問い合わせください。
「賃貸の契約で、アンテナを設置できない…」
「アンテナを設置できる場所がない…」
という方は、アンテナなしで4K放送を視聴する方法を検討してみましょう。
フレッツ・テレビなどの光回線、もしくは地域のケーブルテレビに加入すれば、アンテナ無しでも4K放送を視聴できます。
インターネットや地デジと合わせてまとめて契約するため、トータルではアンテナよりもやや高額になりますが、
「ネットやテレビ、電話…と複数の回線を契約するのが面倒」
「アンテナで家の景観が崩れるのが嫌」
という方には嬉しいですね。
この方法なら、アンテナを設置できない方や台風の多い地域に住んでいる方でも4K放送を視聴できます!
ぜひ、住んでいる地域の光サービスやケーブルテレビに問い合わせてみてくださいね。
光回線やケーブルテレビ以外にも、最新のポータブルテレビやチューナーといったガジェットを利用してテレビを見る方法もあります。
気になる方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください!
アンテナなしでテレビを視聴する方法について、詳しく紹介しています。
続いて、アンテナの周辺機器について。
今までの部品では視聴できない可能性も…周辺機器が4K対応かチェックしよう
アンテナ本体、ブースター、分配器……。
BS左旋・CS左旋放送を視聴するには、少なくともこれら3種類の機器を4K8K対応にする必要があります。
今使っている製品で視聴できるかどうかは、「4K8K対応」の表示を確認すればOKなのですが……。
これらの製品、ものによっては「4K8K対応」と書かれていない場合もあるんですよね。
そこで、「4K8K対応」の表記以外に4K放送対応製品かどうかを確認するポイントを2つお伝えします。
4K放送対応製品を見極めるポイントは以下の2つ。
- SHマークの有無
- 対応する周波数
1つずつくわしく見ていきましょう。
まずは「SHマーク」についてお伝えします。
4K対応かどうかひと目でわかる…だけじゃない!「SHマーク」って?
アンテナの側面や説明書に、上のようなマークが表示されていませんか?
これは「SHマーク」といって、スーパーハイビジョン受信マークの略です。
SHマークは、JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)によって「一定以上の性能持っている」と評価された製品だけに付けられるシンボルマークです。
このマークが付いているということは、4K8K放送に対応しているだけでなく、電波障害の影響も少ない非常に優れた製品ということになります。
アンテナまわりの製品を購入する際には、ぜひSHマークが付いたものを選ぶようにしてください。
続いて周波数の表記について。
4Kの受信に必要な周波数は?3224MHzまでをカバーする製品を購入しよう!
電波の受信にあたって、欠かせないポイントが「周波数」。
基本的に、新しい放送ほど高い周波数が要求される仕組みになっています。
くわしくは以下の通り。
周波数の低い放送から順番に並べると、
「地デジ < BS右旋 < BS左旋 = CS左旋」
という感じですね。
4K放送が始まる前、従来のアンテナ機器の対応周波数は2071MHzでした。
4K放送では、これより高い3224MHzまでの周波数が要求されています。
BS左旋・CS左旋のチャンネルを視聴する場合は、3224MHzまでの周波数をカバーする製品を選ぶようにしてください。
以上、4K放送を見るために必要な製品と、対応製品の見分け方でした。
ここからは、いよいよ4Kアンテナの工事と、工事費を抑えるコツについてお伝えします。
4Kアンテナ工事は自力でできる?業者に依頼した方がいい理由
「4Kアンテナって簡単そうだし、自分で工事したい!」
と思う方も多いですが、あまりオススメしません。
4Kアンテナの工事は、やはり業者に依頼した方がよいです。
というのも、4Kアンテナを自力で設置する際、初心者の方がつまづきやすいポイントが2つあるんです。
1つずつ紹介しますね。
1アンテナの周辺機器をすべて4K対応製品に交換する
左旋のチャンネルを視聴するにあたって、アンテナ本体だけでなく周辺機器をすべて4K対応製品にする必要があります。
今まで従来のBSアンテナを設置していた方の場合、エアコンのダクトを通るケーブルや、取付金具を含めた解体作業を1人でしなければいけません。
これはかなり大変な作業なので、つまづく方が多いポイントとなっています。
2アンテナ本体の角度を調整する
BS/CS放送を受信するパラボラアンテナは非常に繊細で、角度が1mm違うだけで電波を受信できなくなってしまいます。
自力でやる場合は、専用の測定器を使ったり、テレビ側とアンテナ側の2人体制で調整する方が多いですが、それでも難しい作業です。
ここでつまづいて、お問い合わせをくださる方も多いですね。
私たちみんなのアンテナ工事屋さんでは、アンテナ工事のおなやみ全般に幅広く対応しています。
「4Kアンテナ本体の調達から設置工事までトータルでお願いしたい」
「自力で設置しようとしたが、上手くできなかった。点検と調整をお願いしたい」
……などなど、お問い合わせの際に現在の状況をお聞かせください。
誠心誠意、お客さまのご希望に合った施工を提案します!
お問い合わせはこちら。
☎:0120-769-164(7時〜22時 365日対応いたします!)
24時間以内に必ずお返事いたします!
続いて、アンテナ工事を業者に依頼する場合の流れと注意点をお伝えしますね。
業者に4Kアンテナの工事を依頼する流れ
問い合わせから工事完了までの流れは以下の通りです。
- メールや電話で業者に問い合わせる
- 日程が決まり次第、業者が現地調査をおこなう(無料)
- 見積もりの提示(この時点ではキャンセル可)
- 依頼確定、工事作業開始
- 完了
基本的に、「現地調査は無料」「見積もりの時点ではキャンセル可能」と明記している業者が多いです。
もし時間のある方は、複数の業者を比較したうえで、安くて信頼できそうなところに依頼するのがよいですね。
このとき注意したほうがいいポイントがあるので、お伝えします。
業者に依頼すると、標準工事費の他にオプション料金がかかることがあります。
どのような施工内容をオプションとして設定しているかは業者によってまちまちですが、ブースターなどの周辺機器、高所作業費や出張費などがオプションになることが多いです。
「アンテナ工事をしてもらったけど、思ったより高かった…」
と後悔することのないように、見積もり時には必ず工事費の内訳を確認するようにしてくださいね。
とはいえ、たとえ納得できる見積もり内容であっても、安く依頼できるならそれに越したことはないですよね!
4Kアンテナを安く工事するコツは?助成金をもらえるケースを紹介
実は、従来のBSアンテナから4Kアンテナに交換するにあたって、国から助成金をもらえるケースがあるんです。
ざっくりいうと、トータル工事費の1/3程度を国が負担してくれる制度になります。
集合住宅の例でいうと、約3万円ほど費用が安くなるんだとか。
※上記はあくまで一例であり、助成金の金額には個人差があります。
これは、4K放送のスタートと同時に総務省とA-PAB(一般社団法人 放送サービス高度化推進協会)によって始まった制度で、支給の条件は以下の4つの項目を満たす場合です。
- 4K8K放送の「左旋」で放送されるチャンネルを視聴したい
- 現在、従来のBS110°アンテナが設置されている
- 上記のアンテナは2017年5月11日以前に設置されたものである
- アンテナを設置する建物は、事務所や店舗、公共施設ではない
ちなみに、助成金の対象となるのはアンテナ本体ではありません。
下の画像の赤枠内にあるブースター、分配器、壁面端子などの周辺機器が申請対象になります。
下のページで対象機器のリストが紹介されているので、見てみてくださいね。
総務省│衛星放送用受信環境整備事業│中間周波数漏洩対策事業
それでは、肝心の助成金の申請手続きについてお伝えします。
以下の画像をご覧ください。
- 登録業者に4Kアンテナ交換の問い合わせをする
- 登録業者に助成金を申請、受領を委任する
- 確定金額が通知され、業者から助成金を受け取る
基本的に本人ではなく、委任を受けた業者がA-PABに助成金を申請することになっています。
工事の依頼を予定している業者がA-PABに登録しているかどうか、事前に問い合わせてみるのが良さそうですね。
私たちみんなのアンテナ工事屋さんも、ただいま絶賛登録申請中です。
新しい制度も積極的に活用し、お客さまにとってより依頼しやすい環境づくりを目指します!
この制度を利用するにあたって、注意点が3つありますので、紹介します。
- 申請した人全員がもらえるとは限らない
- 支給までに1ヶ月以上の時間がかかること
- 支給までに1ヶ月以上の時間がかかること
どういうことか、1つずつくわしく説明します。
注意点1:申請した人全員がもらえるとは限らない
助成金申請のタイミングは、毎年A-PABのホームページで発表されます。
2019年の申請は7月に始まっており、申請数によっては、すでに枠が埋まってしまっている可能性もあります。
申請しても、必ず全員が助成金をもらえるわけではないということを頭に置いておいてください。
続いて、申請が通った後の注意点について。
注意点2:支給までに1ヶ月以上の時間がかかる
申請が受理されても、すぐに助成金をもらえるわけではないようです。
助成金の受理から、金額が確定するまでにだいたい1ヶ月。
実際に助成金が支給されるまでには、そこからさらに時間がかかるそうです。
この制度、
「時間には余裕があるから、できるだけ安く4Kアンテナを交換したいなあ」
という方にはぜひ利用してほしいのですが、
「引っ越しなどで、アンテナ交換の期限が決まっている…」
という方にはあまりオススメしません。
自分がスピード重視なのか、それともコスト重視なのかを見極めてから利用した方が良さそうです。
最後に、支給についての注意点。
注意点3:支給方法は依頼する業者によって異なる
助成金は、国から登録業者と申請者の両方に通知され、その後で登録業者に振り込まれます。
事前に工事費から助成金の金額を引くのか、それとも後日助成金を申請者に振り込むのかは、業者によって異なります。
あらかじめ業者に確認してみてくださいね。
以上、4Kアンテナ工事の助成金に関する注意点でした。
もし利用できそうな場合は、ぜひこの制度を利用して、おトクに4Kアンテナを設置してくださいね!
それでは最後に、この記事のまとめをおさらいしましょう。
この記事のまとめ!4Kアンテナの工事は業者に依頼しよう
この記事のポイントは以下の4つです。
- BS右旋(2K)のチャンネルを視聴するなら従来のパラボラアンテナでOK
- BS左旋・CS左旋(4K8K)のチャンネルを視聴するなら4Kアンテナの工事が必要
- 4Kアンテナの工事では、アンテナ本体だけでなく部品もすべて4K対応にする必要がある
- 4Kアンテナを安く工事するには、助成金制度を利用しよう
以上となります!
4Kアンテナの交換は、部品の見分け方や依頼の手続きなど
「ややこしい作業が多くて、なんだか面倒くさいな……」
と思う方もいるかもしれません。
でも、4K放送の美しい映像を視聴すれば、その苦労もきっと吹き飛ぶはずです!
よい電波状況を提供し、お客さまの喜ぶ顔を見ることが私たちにとって1番の幸せです。
4Kアンテナの工事は、ぜひ私たちみんなのアンテナ工事屋さんにご相談ください!
私たちが普段どのようにアンテナ設置工事をしているかは、こちらの記事でくわしく紹介しています。
ぜひあわせてチェックしてくださいね。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
みんなの工事屋さんの中沢でした。