テレビのアンテナはどう選ぶ?種類と設置方法をプロが解説【2021年最新版】

「テレビアンテナを新しく設置したいけど、何を選べばいいのかわからない…」
「引っ越し先にテレビアンテナがない…。地デジを見るにはどんなアンテナを設置すればいいの?」
「BS放送を見るためのアンテナって、どれがいいの?」
こんにちは!
みんなのアンテナ工事屋さんの中沢です。
テレビアンテナの設置や交換、どうしていますか?
新居への引っ越しや、新しいテレビの購入を終えて、やれやれと腰を下ろしたあなた。
「さあ、大好きなあの番組を見よう!」と意気込んでテレビを付けたものの、なぜかチャンネルが映らない…。
そういえばテレビアンテナのことを、何も考えていなかった!!
…なんてことになったら、ドッと疲れてしまいますよね。
どんな時でも、テレビは快適に視聴したいものです。
ところで、あなたが見たい番組はどの放送ですか?
地デジ? BS? それともCS…??
実はテレビの放送によって、設置するアンテナの種類が違うんです。
さらに住んでいる家の形態や予算も、テレビアンテナ選びに深くかかわります。
この記事では、テレビアンテナの設置でお悩みのあなたのために、プロのアンテナ工事業者がピッタリのアンテナをご紹介します!
この記事を読めば、アンテナ選びから設置までをスムーズに終えられること間違いなしです。
あなたが快適にテレビを視聴できるよう祈っています。
それではまいりましょう。
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テレビアンテナの種類と選び方は?
まずはテレビアンテナの種類を知って、設置するアンテナを絞っていきましょう。
テレビアンテナには、大きくわけて2つの種類があります。
- 地上デジタル放送を見るためのアンテナ
- 衛星放送(BS/CS)を見るためのアンテナ
基本的に地デジ用のアンテナがあればテレビは映りますが、「衛星放送のチャンネルも見たい!」という方は、別途BS/CS放送用のアンテナが必要です。
BS/CS放送のアンテナについては、次のトピックでご紹介しますね。
▶今すぐBS/CS放送のアンテナについて知りたい方はこちら!(この記事の下にスクロールします)
まずは地上デジタル放送を見るためのテレビアンテナの種類と、選び方を見ていきましょう。
1. 地上デジタル放送を見るためのアンテナ
地上デジタル放送を見るためのアンテナは「UHFアンテナ」といい、300Mhz〜3GHzまでの電波を受信できるものを指します。
アナログ放送時代には、90MHz〜222Mhzの周波数を拾う「VHFアンテナ」を使用していました。
アナログ時代と比べて、地デジ用のアンテナは高い周波数の電波を拾うという特徴があります。
そんな地デジアンテナですが、大きくわけて3つの種類あります。
- 八木式アンテナ
- デザインアンテナ
- 室内アンテナ
それぞれくわしく見ていきましょう。
(1)八木式アンテナ
(単品で2,000円〜10,000円程度が相場です)
魚の骨のような形をしていて、3種類の中でもっとも電波が強いアンテナです。
八木式アンテナの構成は、電波を拾う細かい「素子」、支柱の役割をもつ「アンテナマスト」、それらを支える「屋根馬」の3つで成り立っています。
「素子」をさらに分解すると、横に伸びた導波器と折れ曲がった反射器の2つにわかれます。
他の地デジアンテナと比べてサイズが大きく、重さも3kg以上あるものがほとんど。
屋根の上などの屋外に設置することが多いですが、まれに屋内に設置される方もいます。
(2)デザインアンテナ
(単品で5,000円〜15,000円程度が相場です)
長方形の箱型で、八木式アンテナよりもやや電波が弱い地デジアンテナです。
片手で持ち運べるほど軽く、コンパクトな点が特徴ですね。
外壁の軒下や2階部分の壁、ベランダの柵などに、付属の金具で固定することが多いです。
白・黒・茶色・ベージュなどカラーバリエーションが豊富で、壁の色と同系色を選べるのが嬉しいですね。
家の外観を壊さないため、新築で人気が高いアンテナです。
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デザインアンテナで失敗しないために!よくある失敗例4選(別窓で開きます)
(3)室内アンテナ
(単品で1,000円〜7,000円程度が相場です)
コンパクトな据え置き型で、電波は3種類の中でもっとも弱いです。
室内用で、テレビのすぐ隣などに設置し、付属のケーブルでテレビにつなぎます。
類似商品に車用や持ち運び用などもあり、こちらを選ぶ方も多いです。
壁に貼り付けるタイプの「ペーパーアンテナ」という関連商品もあり、こちらのほうがよりリーズナブルです。
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地デジアンテナを選ぶ際の2つのポイント
「3つの種類のうち、どのアンテナを選べばいいの?」
地デジアンテナを選ぶ際に重要なポイントは、大きくわけて2つあります。
- 住んでいる家の形態
- テレビの電波状況
それぞれ詳しく紹介しますね。
1. 住んでいる家の形態
テレビアンテナあなたの住んでいる家は持家(一軒家)でしょうか?
それとも賃貸でしょうか。
電波の強い「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」の2つは、設置の際に壁に穴を空けるなどの工事が必要です。
持家の場合は屋根上や壁など、好きなところにテレビアンテナを設置できますが、賃貸の場合は個人のアンテナ工事が禁止されている場合があります。
アンテナ選びの前に、管理会社に問い合わせるか、契約書の内容を確認してみてくださいね。
壁の工事が難しい場合でも、テレビアンテナをベランダに直置きしたり、室内にアンテナを設置することは可能です。
臨機応変に対応しましょう!
私たちみんなのアンテナ工事屋さんでは、現地調査の際にテレビアンテナのカタログや現物を車に積んでお伺いしています。
どのアンテナがお部屋に合っているか、メリットやデメリットを交えて口頭でお伝えしますので、ぜひ職員に相談してみてくださいね。
工事後にご記入いただいたアンケートハガキでは、下のようなコメントを頂戴しました。
決めることができたので、良かったです。 (30代 男性 M・Fさま)
アンテナ選びについてのご相談も、もちろん受け付けております。
まずは下記の番号から、現地調査のご都合のよいお日にちをお知らせください。
▶ ☎:0120-769-164(スマートフォンの方は、タップで電話画面が開きます)
2. テレビの電波状況
アンテナ選びにおいてもう1つ重要なのが、テレビの電波状況です。
私たちアンテナ工事業者は、最初に家の電波状況を測定し、最も地デジの電波を受信しやすい場所を探します。
そしてベストな場所にアンテナ本体を設置したあと、電波を増幅する装置「ブースター」を設置して、しっかりとテレビが映るよう調整します。
この過程をおろそかにすると、「せっかくアンテナを設置したのにテレビが映らない…」という結果になることもあるんです。
たとえばコンパクトな「デザインアンテナ」や「室内アンテナ」は、家の景観を壊したくないお客さまからの需要が高いのですが、実際に電波を測ってみると、環境に合っていなかった…ということがよくあります。
電波状況は地域によっても違いますので、場所に合ったテレビアンテナを選ぶようにしてくださいね!
いかがでしたか?
機能性とデザイン性の両方を考慮して、アンテナを選ぶことが大切です。
「電波が強い、弱いって言われても、調べ方がよくわからない…」
「うちにピッタリのアンテナを選んでほしい!」
アンテナ工事業者が行う現地調査では、専用の測定器を使用して電波状況を計測します。
ネットショップやホームセンターでは、約2,000円〜50,000円ほどで測定器が販売されていますが、日常的に電波を調べる必要のない人がこのためだけに購入するのは少しもったいないですよね。
そんな時は、手っ取り早くアンテナ工事業者に相談しましょう!
業者に頼めば、あなたの住んでいる家の電波状況を測定し、ベストなアンテナの設置場所を提案してくれます。
もし地域レベルで電波状況が悪かった場合でも、受信する電波を増幅する方法を提案してくれるので、話を聞いてみるだけでも価値はあるはず。
現地調査と見積もりまでは無料で実施している業者が多いので、まずは電話で相談してみてくださいね。
私たちみんなのアンテナ工事屋さんの無料相談は下の窓口からどうぞ!
▶ ☎:0120-769-164(7時〜22時 365日対応いたします!)
▶ ✉:メールでの無料相談(24時間以内にご返信いたします!)
地デジアンテナ設置の注意点!自宅にアンテナを設置する以外の方法も紹介します
「住んでいる地域全体の電波が弱かった…」
「アンテナの設置では、どうしても電波を受信できない…」
このようなときは、自宅にアンテナを設置する以外の方法を探してみましょう。
電波の弱い地域では、以下の3つの方法でテレビを視聴することが多いです。
- 共同アンテナを設置する
建物の高いところアンテナを設置し、そこから各家庭にケーブルを引く方法です。
賃貸の場合は、管理組合に加入し、共同出資するのがセオリーです。
管理会社や、近所の人に確認してみましょう。 - ケーブルテレビに加入する
月額契約料がかかりますが、固定電話とセットで契約できたり、視聴できるチャンネル数が多いというメリットがあるケーブルテレビ。
地域によって、加入できるケーブルテレビ会社が異なります。
ネットで「〇〇(地域名) ケーブルテレビ」などで検索して、対応地域の会社と契約してくださいね。 - 光回線に加入する
テレビアンテナとケーブルテレビに比べて費用が高額ですが、高速インターネットとテレビをセットで契約できる光回線。
こちらも、さまざまな光コラボやプランがありますので、よく比較してから契約するようにしましょう。
光回線プランの選び方は、こちらのトピックで詳しく紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
地域単位での電波状況の問題は、個人での対応が難しいケースが多いです。
まずは近所の人や自治体に相談して、どうしているか聞いてみてください!
他にもこんな種類があります!さまざまな地デジアンテナ
「近所で変わったアンテナを見たことがあるけど、あれはなんていうんだろう?」
「上で紹介されたアンテナ以外の種類が知りたい!」
「海外ではどんなアンテナを使うの?」
このような方のために、その他の地デジアンテナもご紹介します!
※一般的な家庭用アンテナとは異なりますので、興味のない方は読み飛ばしてくださいね。
▼衛星放送(BS/CS)を見るためのアンテナへ▼(下のトピックへ移動します)
レドーム
風や雪、雨、直射日光などの自然環境からアンテナを守るための設備です。
アンテナのレドームとは「レーダー」と「ドーム」という2つの単語を合わせてできた言葉で、球体のような形と、ドラム(太鼓)のような形の2種類があります。
アンテナの経年劣化を抑えられるので、漁船のマストの上や気象レーダーなどで使用されています。
パラスタックアンテナ
パラスタックアンテナは八木式アンテナの一種。
一般的な八木式アンテナの素子(魚の骨のような部分)数を増やし、ひと回り大きいものがパラスタックアンテナです。
通常の八木式アンテナとの見わけ方ですが、素子部分が「X」の形をしているかどうかを見てみてください。
八木式アンテナ4つ分の威力をこれ1つで発揮するほど高性能で、とくに電波の弱い地域ではよく利用されています。
デメリットとしては、大きいぶんだけ倒れやすく、機能相応に値段も高いこと。
電波強度の高い場所では逆に電波を強くしすぎてしまい、テレビ映りを悪くしてしまうことなどが挙げられます。
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2. 衛星放送(BS/CS)を見るためのアンテナ
衛星放送を受信するのは、お皿のような形のパラボラアンテナです。
パラボラアンテナは、視聴する番組によって3つの種類があります。
- 110°BS/CSアンテナ(2K)
- 110°BS/CSアンテナ(4K8K)
- CSアンテナ
地デジと違って、どの番組を視聴したいかで設置するアンテナが決まるので、とてもシンプルです。
それでは、3種類のパラボラアンテナを順番に見ていきましょう。
(1)110°BS/CSアンテナ(2K)
(単品で3,000円〜10,000円程度が相場です)
110°BS/CSアンテナは、従来の2K(フルハイビジョン)放送を視聴するためのアンテナです。
「画質にはこだわらない。今あるテレビで、基本のBS放送が見れればそれでいい」という方はとりあえずこのアンテナを設置すれば、BS放送を受信できます。
アンテナによってはCS対応外の110°BSアンテナもありますので、CS放送を見たい方は、商品説明に書かれている内容をよく読んでから購入するようにしてください。
※通常のBS放送はこのアンテナがあれば視聴できますが、WOWOWやディズニー・チャンネルなどの有料放送は別途契約が必要です。
(2)110°BS/CSアンテナ(4K8K)
(単品で5,000円〜13,000円程度が相場です)
こちらは2018年12月から始まった「4K8K放送」に対応しているアンテナです。
最新のパラボラアンテナは、はじめから4K8K対応になっていることが多いですね。
4K8Kのキレイな画質で、映画やドキュメンタリー、スポーツ番組にピッタリと言われています。
4K8K専用のチャンネルも増えてきているので、興味のある方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
4K8K放送を見るには、4K8K対応アンテナのほかに4K8Kチューナーと4K8K対応テレビ、4K8K対応の部品(ブースターなど)が必要になりますので注意してください。
もしも既存のBSアンテナを4K8K対応のものに交換する場合は、国から助成金をもらって安く工事することも可能です。
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4Kアンテナに工事は必要ですか?(別窓で開きます)
4K8K放送の番組や助成金の申請方法は、上の記事でくわしく紹介しています!
(3)CSアンテナ
(単品で9,000円〜20,000円程度が相場です)
CS放送、いわゆる「スカパー!」の番組を視聴するためのアンテナです。
CS番組の視聴にはスカパー!との契約が必須となります。
視聴したい番組によって、「スカパー!(通常)」と「スカパー!プレミアムサービス」などの種類があり、それぞれ対応するアンテナが違います。
プレミアムサービスの視聴には、プレミアム用の「スカパー!マルチアンテナ」のほかに専用チューナーも必要になりますので、注意してくださいね。
パラボラアンテナを設置する場所と流れ
BS/CS放送用のパラボラアンテナは、地デジ用のアンテナとセットで設置するほか、単独でベランダに後付けすることもできます。
付属の取り付け金具を使い、壁や柵に固定するのが一般的です。
地デジアンテナは最寄りの電波塔の方角に向けて設置しますが、パラボラアンテナは衛星に向けて設置します。
つまり、地デジアンテナとは電波を受信する向きが違うんです。
1つ注意してほしいのですが、パラボラアンテナは「1mmのズレが命とりになる」と言われています。
これはなぜかというと、アンテナの向き調整がテレビ映りに深く関わるから。
パラボラアンテナの設置をご検討の方は、無理に1人で取り組むのではなく、ぜひ私たちプロの業者にご相談くださいね。
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テレビアンテナを選んだあとは…周辺機器を選びましょう!
テレビアンテナを選んだら、次はアンテナの設置と周辺機器選びに移ります。
まずは私たちがどのような流れで進めるか、お伝えしますね。
まずは選んだアンテナを、屋根上・壁面・ベランダの柵・屋根裏など、「ここだ!」と決めた場所に取り付けます。
それに伴い、アンテナ本体とテレビを「アンテナケーブル」「同軸ケーブル」と呼ばれる線でつなぐ必要があるのですが…。
お客さまが複数のテレビを視聴したい場合は、ケーブルの間に1つのアンテナケーブルを2つに分ける「分配器」を。
BS/CS放送を視聴したい場合は、「分波器」を配線します。
さらに、電波が弱い場合は、アンテナが受信した電波を増幅させる役割をもつ「ブースター」も配線する必要があり…。
テレビの台数やアンテナからテレビまでの距離や視聴する番組はご家庭によって違うので、ケーブルや周辺機器選びでは事前の計画がとても重要なんですよね。
ここでは私たちみんなのアンテナ工事屋さんがよく使う周辺機器の種類と、選び方について詳しく紹介したいと思います。
(1)アンテナケーブル(同軸ケーブル)
(2)ブースター/アッテネーター
(3)分波器/分配器/分岐器
(4)アンテナ端子
まずは「(1)アンテナケーブル」から行ってみましょう。
(1)アンテナケーブル(同軸ケーブル)
アンテナの配線に欠かせないのが「アンテナケーブル」です。
最近ではPanasonicの「お部屋ジャンプリンク」を搭載したVieraなど、無線を利用して映像を送れるテレビも増えてきましたが、まだまだ有線での接続方法が主流です。
アンテナケーブル単体の価格相場は100円〜5,000円と幅がありますが、これはケーブルの太さや長さのほか、金属のプラグがついているかどうかによって値段が変わるためです。
そんなアンテナケーブルですが、どのように選べばいいのでしょうか。
さっそく見ていきましょう。
アンテナケーブルの太さで選ぶ
アンテナ本体とテレビをつなぐアンテナケーブルには、「5C」「4C」「2C」などの種類があります。
「C」とは太さを表す単位で、太いケーブルのほうが電波の安定性が増し、長持ちすると言われています。
とくに屋外のアンテナケーブルは雨風にさらされて劣化しやすいため、5Cなどの頑丈なものを使用するのがセオリーです。
アンテナケーブルの長さで選ぶ
アンテナケーブルは、アンテナからテレビまでの距離を測り、必要な長さを調達します。
自力で配線したい方は、以下の図を参考にしてみてください。
ここで注意点がひとつ。
配線の際には、壁に沿ってケーブルを這わせることになりますよね。
たとえば直角に配線したいときは、硬いケーブルをムリに折り曲げることはせず、直角のアンテナプラグを利用しましょう。
アンテナプラグの形状で選ぶ
アンテナケーブルを直角に折り曲げたいときは、下のようなL型のプラグを接続するのがオススメです。
これなら、ケーブルを折り曲げなくてもスマートに配線できますね。
先端のプラグには、上記のほかにストレート型・F型(ねじ込み式)・複合型などの種類があります。
これらのプラグを、状況によって使いわけることが大切です。
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【延長・交換】テレビアンテナケーブルの選び方・つなぎ方を解説!(別窓で開きます)
プラグの種類とオススメのアンテナケーブルは、こちらの記事でくわしく紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
アンテナ線の引き込みやすさで選ぶ
屋外のアンテナ線を室内に引き込む際には、専用の引込口(上の写真のようなもの)やエアコンダクト、換気口などを利用します。
どうしてもケーブルを通す場所がないときは、窓のサッシに平たいフラットケーブルを通すこともあります。
たとえば以下のような商品が便利です。
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このようなケーブルを使えば、ケーブルの厚みでつかえることなく窓や扉を開閉できますね。
以上、アンテナケーブルの種類と選び方でした。
自分でアンテナケーブルを接続したいと思っている方は、このようなポイントをぜひ覚えておいてくださいね。
(2)ブースター/アッテネーター
続いて、「ブースター」と「アッテネーター」2つの装置について紹介します。
ブースター
(単品で15,000円程度が相場です)
ブースターとは、アンテナが受信した電波を増幅する装置のことで、アンテナ本体の近くに取り付ける「増幅部」と、屋根裏などの見えない場所に設置する「電源部」の2つにわかれます。
増幅部のつまみやスイッチで、増幅する電波の量を調整できます。
新築のアンテナ工事では、標準として設置されることが多いですね。
アッテネーター(減衰器)
(単品で1,000円〜5,000円程度が相場です)
こちらはブースターとは逆に、アンテナが受信する電波を弱めるはたらきをもつ装置です。
聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
テレビのノイズは電波が弱いときに発生すると思われがちですが、アンテナが受信する電波が強すぎても、ノイズ被害が発生することがあるんです…。
そのような問題を解消するため、主に電波が強すぎる場合に使用します。
アッテネーターには、電波を弱める「抵抗」が内蔵されているのですが、こちらもスイッチ切替で抵抗値を変えて、状況に応じて使い分けられるので便利です。
ブースターやアッテネーターの設置場所
「家の中にブースターやアッテネーターがあるかどうかわからない!」
「アンテナの周辺機器って、どこにしまわれているの?」
戸建ての場合、室内に引き込んだアンテナケーブルはいったん屋根裏など家の中央に収束させ、そこから各部屋に分配することが多いです。
気になる方は、お風呂場の天井やクローゼットの天井などに扉がついていると思うので、そこを開いてみてください。
この扉は「点検口」と呼ばれ、中にはアンテナ線や周辺機器が収納されています。
多くの住居で、複数の業者が配線しやすいよう標準として実装されているものです。
この中に装置を固定することで、電波の安定性が増すだけでなく、装置の劣化防止にもなります。
(3)分波器/分配器/分岐器
「複数のテレビを視聴したい!」
「地デジだけでなくBS/CS番組も視聴したい!」
このような時に使用するのが、分配器と分波器です。
分配器
(単品で100円〜2,000円程度が相場です)
分配器は1本のアンテナケーブルを2つにわける装置で、ブースターと同じく、点検口の中に収納することが多いです。
使用するテレビの数によって、「2分配」「3分配」「4分配」などの数があります。
分波器
(単品で100円〜4,000円程度が相場です)
分波器は1本のアンテナケーブルを地デジと衛星放送の電波にわける装置で、BS/CS番組を視聴する際に使用します。
分配器と名前が似ていて間違いやすいので、注意が必要です。
分岐器
(単品で500円〜4,000円程度が相場です)
分岐器は一般的な住居ではなく、ビルや大型マンションといった大きな建物で使用します。
先ほど登場した分配器が5:5で電波をわけるのに対し、分岐器は9:1の比率で電波を出力できるのが特徴です。
大きな建物では、どうしても長い距離をケーブルで繋ぐ必要が出てきますよね。
そのような配線では、わずかな電波量の違いで電波のトラブルになってしまうため、メインケーブルのレベルを落とさず供給量を調整できる分岐器を使うのがセオリーとなっています。
(4)アンテナ端子(テレビ端子)
壁の中の装置とケーブルは、部屋の壁にあるアンテナ端子につなぎます。
いわゆるテレビ用のコンセントなので、「テレビ端子」と呼ぶこともあります。
地デジのみの端子と、BS対応の端子があるので、気になる方は部屋の端子をよく見てみてください。
既存のアンテナ端子を利用するほか、壁に穴を空けて新たにアンテナ端子を増設することもあります。
新設の場合、カバー本体の単品価格は2,000円〜5,000円程度が相場で、業者に頼むと更に工事費が加算される仕組みとなっています。
周辺機器選びと配線の注意点
アンテナ周辺機器選びでは、耐久性や安全性も重要です。
値段が安いからといってよくわからないメーカーのものを購入すると、「すぐに壊れて交換することになってしまった…」という結果になりかねません。
そんな事態を避けるため、私たちみんなのアンテナ工事屋さんは、以下のような点を重視して周辺機器を選ぶようにしています。
- アンテナケーブルが防水/防錆加工されているか
- アンテナケーブルの先端は多重構造のシールドになっているか
- 金具に錆びにくいステンレス製のビスが使われているか
- アンテナプラグに錆を防止する金メッキが使われているか
伝統がある国内メーカーの製品は、上記の項目を満たすものが多いので、積極的に採用しています。
……ここまで読んでくださった方の中には気づいている方もいると思いますが、ケーブルの配線はアンテナ工事の中でもとりわけ難易度の高い作業です。
アンテナ本体の設置や、室内へのケーブル引き込みでは、必ず高所作業が必須となります。
熟練のスタッフが3連はしごを使って屋根に登って作業をしますが、一般の方が挑戦して事故につながるケースがとても多いです。
大変危険ですので、くれぐれも無理はしないでくださいね。
アンテナの周辺機器や配線作業でお困りの方は、まずは私たちプロの業者にお気軽にご相談ください!
▼ほかのトピックを読みたい方はこちらから▼
テレビアンテナの工事はどこに頼む?「仲介手数料」のないネットのアンテナ工事業者がオススメ!
「テレビアンテナの設置に必要なものはわかったけど…、どこに頼めばいいの?」
「アンテナ工事にかかる費用はどれぐらい?」
一般の方には馴染みがなく、難易度の高いアンテナ工事…。
そこで、ここからはアンテナ工事を依頼できる4つのお店についてお伝えしようと思います!
アンテナ工事を依頼できるお店
アンテナ工事を頼めるのは、以下の4つです。
- ハウスメーカー(工務店)
- 家電量販店、ホームセンター
- 個人経営の電器屋さん
- ネットのアンテナ工事専門業者
とくにオススメしたいのはネットのアンテナ工事業者なのですが…、これは私たちがアンテナ工事業者だからというわけではなく、きちんとした理由があるんです。
4つの依頼先それぞれの特徴と、アンテナ工事を依頼した場合のデメリットを紹介しますね!
(1)ネットのアンテナ工事業者
思い立ったらすぐにインターネットで検索して、その日のうちに依頼できるネットのアンテナ工事業者。
対応が早く、仲介手数料がかからないのが特徴です。
デメリットとしては、ネットからの申し込みに不安を感じる方が多いことや、業者選びに失敗する可能性があることが挙げられます。
失敗しない業者選びのポイントについては、次のトピックで詳しくお伝えします!
▶今すぐ業者選びについて知る!(この記事の下に移動します)
(2)ハウスメーカー(工務店)
新築の家を建てるときには、ハウスメーカーにアンテナ工事をセットで依頼できます。
工事費を住宅ローンに組み込める場合もあるので、そこは要相談ですね。
デメリットは、仲介手数料がかかるため、料金が割高になることです。
また、専門の知識を持たない、外注の作業員が対応することもあります。
(3)家電量販店、ホームセンター
大手の家電量販店やホームセンターにアンテナ工事を依頼することもできます。
基本的に、そのお店で購入したアンテナを設置してもらうのがセオリーです。
デメリットとしては、こちらも仲介手数料がかかるため、料金が割高になります。
ハウスメーカーと同様に、専門の知識のない外注作業員が対応することがあるので注意してください。
また、夏や冬はエアコン設置の繁忙期のため、断られたり待たされる可能性があります。
こちらも考慮して問い合わせたほうがいいでしょう。
(4)個人経営の電器屋さん
個人経営の電気屋さんに、アンテナ工事を頼むこともできます。
その地域に昔からあるお店に頼むと、安心感がありますよね。
デメリットとしては、個人経営のお店は比較的高齢者の店主さんが多いため、高所作業を断られる可能性があることです。
以上、アンテナ工事の依頼先4つの紹介でした。
あまり知られていませんが、工事費を大きく左右するのは、実は施工内容よりもむしろ「仲介手数料」なんですよね。
ということで、仲介手数料がかからないネットのアンテナ工事業者がオススメです。
ただし、1点注意してほしいポイントがあります。
残念ながらネットのアンテナ工事業者の中には、法外な工事費を請求する詐欺まがいの悪徳業者も存在するんです。
そこで、今からご紹介する失敗しない業者選びのポイントを読んで、かしこく依頼しましょう!
失敗しないアンテナ工事業者の選び方
「アンテナ工事を業者に頼んで、失敗したかも…」
「工事費の見積もりが20万円と言われた…。もしかして詐欺?」
このような事態にならないために、失敗しない業者選びのポイントを5つ紹介します。
- 問い合わせからの対応が早い
- 現地調査・見積もりが無料
- 見積もりの内訳をきちんと伝えてくれる
- 5年以上の保証期間が設定されている
- スタッフの印象がいい
1つずつ見ていきましょう。
(1)問い合わせからの対応が早い
理由:こちらのスケジュールにあわせてもらうため
ネットのアンテナ工事業者に依頼するメリットのひとつに「対応の早さ」があります。
まずはここをクリアできていないと、わざわざネットのアンテナ工事業者に頼む意味がありませんよね。
アンテナ工事のクチコミを見ていると、「折り返し連絡しますと言ったのに、連絡がおそすぎる…対応が悪い!」と書き込んでいる方がとても多いんです。
こんな対応をとる業者には依頼したくありませんよね…。
問い合わせから現地調査までは無料で行っている業者が多いので、この間にじっくりと業者を見極めて、対応の早いところに依頼するのもアリです。
メールフォームを利用する場合は、送ったメールにきちんと返信してくれるか?
電話で問い合わせる場合は、自分の希望した日程で現地調査を行ってくれるか?
このような点をしっかりとチェックしましょう。
(2)現地調査・見積もりが無料
理由:正確な工事費を把握するため
しっかりした業者なら、現地調査や見積もりを無料でやってくれます。
その一方で、「弊社の見積もりには出張費や現地調査費がかかります」と後から伝えてくる業者も存在するんです。
現場の状況がわからず、どこに依頼するかも決めていない段階で業者にお金を払うのは、頼む側としては不安ですよね。
正確な見積もり額を知るためにも、まずは快く現地調査と見積もりを行ってくれる業者に頼みましょう。
(3)見積もりの内訳をきちんと伝えてくれる
理由:納得したうえで工事を依頼するため
よい業者は、見積もりの内訳をきちんと伝えてくれます。
逆に見積もりを見せなかったり、内訳の内容がはっきりしない業者は、その時点で見限ったほうがいいでしょう。
たとえば、アンテナが受信する電波を増幅するブースターを設置するかどうかは、その家の電波状況を測定してみないと判断が難しいものです。
ブースターを設置したほうがいい場合、よい業者なら、「現在の電波状況がこれぐらいで、ブースターを導入するとこのような数値になります」というように、測定器の数値を見せてわかりやすく説明してくれるはず。
コミュニケーションがとりやすく、親身になって質問に答えてくれる業者に依頼するのがベストです。
見積もりの内訳以外にも、わからないことがあれば、うやむやにせずにしっかりと質問してみてくださいね。
(4)5年以上の保証期間が設定されている
理由:雑な工事や、再工事を避けるため
業者の中には、「保証期間」を設けているところがあります。
保証期間を設定している業者に依頼すれば、「すぐに壊れて、また工事することになってしまった…」という事態にはなりません。
あまり知られていませんが、テレビアンテナの寿命は10〜15年。
長く使うものですから、しっかりと施工してくれるところに依頼したいですよね。
ということで、最低でも 5年以上の保証期間を設定している業者をオススメします。
(5)スタッフの印象がいい
理由:長期にわたって信頼関係を築くため
最後はあなたの主観のお話となってしまいますが、スタッフの印象はとても大切です。
先ほどお伝えしたように、テレビアンテナは長く使うもの。
アフターフォローにも力を入れている業者が多いのも、そのためです。
長い付き合いになるテレビアンテナですので、信頼できる業者に依頼したいですよね。
質問しやすい雰囲気のスタッフか?信頼関係を築いていけそうか?など、問い合わせの際にじっくり確認してみてくださいね。
以上、失敗しない業者選びのポイント5つでした。
もちろんみんなのアンテナ工事屋さんは、上記5つのポイントをすべて完備しています!
最後にもう1つだけ…あなたの健康にかかわる重要なお話をさせていただきます。
(+α)新型コロナウイルス感染予防
昨今の業者選びでは、先ほどお伝えした項目にプラスして、あなたの健康に配慮してくれるかどうかも大事なポイントです。
いま工事を依頼するなら、世間を騒がせている新型コロナウイルスの感染予防にも積極的に取り組んでいる業者がオススメです。
「早くアンテナ工事をお願いしたいけど……いま業者を家に呼んで、健康面は大丈夫なのかな?」と心配している方も多いですよね。
大丈夫です、ご安心ください!
私たちみんなのアンテナ工事屋さんは、毎日の体温測定・手洗い・うがいを徹底した熟練スタッフがお伺いし、速やかにアンテナを設置・修理いたします。
電波調査中は作業員は外にいて、お客様は自宅の中でお待ちいただく形になります。
ベランダの窓なども閉めてから調査をおこないますので、「3密」の状態になることはありません!
衛生・健康に配慮した工事をご希望の方は、私たちみんなのアンテナ工事屋さんにお気軽にご相談ください!
次は、私たちの施工例をもとに、アンテナ工事の費用を見ていきましょう。
テレビアンテナ工事のトータル費用はどれぐらい?
アンテナ工事にかかる費用は、以下の通りです。
設置するアンテナ | 見た目 | 工事費 |
---|---|---|
八木式アンテナ | 16,500円〜 | |
デザインアンテナ | 22,000円〜 | |
BS/CSアンテナ | 2K:16,500円〜 4K:33,000円〜 |
|
地デジ+BS/CSアンテナ | 33,000円〜 |
これらの料金には、アンテナ本体費と基本の配線作業、電波状況の測定、そしてチャンネル設定が含まれます。
業者によっては、高所作業費や出張費がプラスされることがあります。
「16,500円『〜』と、金額がはっきりしないのはなぜ?」と思う方も多いと思いますが、これは依頼される方のご家庭によって、テレビの台数や必要な周辺機器の数が異なるからです。
ブースターやアンテナ端子増設が必要かどうかは、現場を見てみないとなんとも言えません。
なるべくお客さまのご希望に沿った最安のプランをご提案していますが、もしも疑問や希望があれば遠慮なく伝えてみてくださいね。
詳しい料金は無料の現地調査でわかりますので、まずはお気軽にご相談ください。
テレビアンテナ工事にかかる時間は?
お見積もり確定後、ご都合のよいお日にちが決まったら、いよいよ工事に移ります!
状況によっては、現地調査を行ったあとそのまま工事に移ることもありますね。
ここで、テレビアンテナ工事にかかる時間をざっくりとお伝えします。
設置するアンテナ | 見た目 | 所要時間 |
---|---|---|
八木式アンテナ | 約1〜2時間 | |
デザインアンテナ | 約1〜2時間 | |
BS/CSアンテナ | 約1時間 ※4K8K対応のアンテナの場合、本体設置とは別に配線作業の時間が必要です |
|
地デジ+BS/CSアンテナ | 約1時間〜3時間 | |
ブースター設置 | 約30分 |
「意外と早い!」とびっくりされる方も多いのですが、熟練のスタッフ2〜3人が対応しますので、工事自体はさほど時間がかかりません。
足場が確保しづらい現場でも、半日以内に終了することがほとんどです。
また、作業にはテレビ映りの確認とチャンネル設定も含まれます。
しっかりとテレビが映るかどうか、お客さまと一緒に確認するまでが工事のうちですので、安心してお問い合わせくださいね。
以上、テレビアンテナ工事についてお伝えしました。
ここからは、お客さまからの「よくある質問」を紹介します。
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テレビアンテナ工事のよくある質問
Q:テレビアンテナの工事費を安くすることはできる?
テレビアンテナ工事を業者に依頼したときの相場は、約1.5万円〜8万円。
もし設置工事だけで20万円以上請求された場合は、さすがにぼったくりと言わざるを得ないレベルですが、ふつうの業者に頼めば相場の範囲内に収まることがほとんどです。
「アンテナを自分で用意するから、設置だけしてほしい!」という方もいると思いますが、基本となる工事費の中には最初からアンテナ本体の料金も含まれていますので、ホームページにかかれている基本料金から大きく値段を下げるのは難しいかもしれません。
もし安くできるとしたら、台風や竜巻、降雪などの災害でアンテナが故障したときの修理や新設工事費用です。
故障から3年以内に申請すれば、工事費に火災保険が適用される場合があるので、工事費を大幅に節約できます!
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修理費や火災保険のくわしい内容は、上の記事を読んでみてくださいね。
Q:ブースターは必ず付けるべき?
テレビアンテナのトータル工事費を大きく左右するのが、ブースターの有無です。
ブースターを新規設置する場合、単品で15,000円程度かかります。
このブースター、お客さまのご要望次第でつけないことも可能ですが、結論からいうとあったほうがいいです。
とくに新築のアンテナ工事の際でつけておかないと、のちのちテレビの映像が乱れたときに、電波の調整ができなくなってしまいます。
現時点でブースターが1つもない場合は、つけておいて損はないでしょう。
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Q:新築にアンテナを設置するタイミングはいつがベスト?
引っ越しとともにアンテナ設置をする場合、気になるのがタイミングですよね。
ベストなのは物件の引き渡し後、入居日前後に工事を終えることです。
引っ越し当日に工事をすることも可能です。
引っ越したその日から、すぐにテレビを視聴できます!
「新築の家を建設中で、できるだけ早くアンテナ工事を済ませたい!」という場合は、最低限建物の上棟後、電気工事が終わっていればアンテナの設置は可能です。
ただし戸建ての場合、物件の引き渡し前の工事は許可されないことがありますので、必ず施工会社に許可をもらってからアンテナ工事を行ってください。
アンテナ工事業者に予約を入れるタイミングは、工事してほしい日から逆算して1〜2週間前がいいですね。
台風の直後や引っ越しシーズンはアンテナ工事依頼が多くなるのですが、そのようなときでも早いうちに複数の業者に見積もりを依頼しておけば、スムーズに工事を終えられると思います。
Q:工事費の支払い方法は選べる?
私たちみんなのアンテナ工事屋さんでは、現金のほか、各種クレジットカード支払いに対応しています。
くわしく知りたい方は、電話相談を受付ておりますので、ぜひ活用してください。
▼7時〜22時対応の電話相談はこちら
☎:0120-769-164
ほかの業者の場合も、ホームページに支払い方法を記載していることが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
お支払いのタイミングですが、だいたい工事日当日を設定する業者が多いようです。
そのほかの支払い方法を希望する場合は、問い合わせの時点で相談しておくことをオススメします。
Q:屋外にアンテナを設置する場合、高さ制限はある?
2階建て〜5階建ての建物の屋根にテレビアンテナを設置するのあたって、気になるのが高さ制限の有無ですよね。
一般的な戸建ての屋根に取り付けるテレビアンテナには、高さ制限はないと思っていただいて大丈夫です。
テレビアンテナや避雷針、煙突などは、住宅に関する法律の基準法施工令2条で「高さに算入されない屋上突出部」と規定されています。
障害物の少ない屋根上はアンテナ設置に最適ですので、高さを気にせず、安心して工事にすすんでください。
Q:屋根裏にアンテナを設置することはできる?
テレビアンテナの屋根裏設置は可能です。
台風が多い日本海側や、海が近い地域では、屋外ではなくむしろ屋根裏設置のほうが一般的だったりします。
もちろん屋根上に設置するよりもやや電波は弱くなりますが、ブースターなどで調整すれば十分に映ることがほとんどです。
ただし屋根の材質によっては、電波を通しにくい性質のため、アンテナの屋根裏設置をお断りすることがあります…。
トタンやガルバリウムなど、金属の屋根が上記に該当します。
屋根裏設置が可能かどうかは、現場を見てみないとなんとも言えませんので、まずは業者に相談してみてくださいね。
Q:太陽光パネルがあってもアンテナを設置できる?
屋根に太陽光パネルがあっても、テレビアンテナの屋根上設置は可能です。
地デジ用の八木式アンテナなどはマストが細いので、たとえ影ができても太陽光発電にはほとんど影響しません。
テレビ放送の電波と太陽光発電の電気はまったく違う性質なので、近くに設置することで干渉してしまう…ということも一切ありません。
どうしても気になる方は、テレビアンテナを屋根上ではなく壁面やベランダに設置することもできますので、そちらをご検討ください。
Q:アンテナ線を複数のテレビにつなぐと電波は弱くなる?
「家の各部屋にテレビがあり、それぞれに配線したいんだけど…」という場合。
分配するテレビの数が多いほど、そしてケーブルを延長すればするほど、テレビ1台あたりの電波供給量は弱くなります。
そのようなときは、電波強度の強いアンテナを設置したり、アンテナが受信した電波を増幅させるブースターを導入して対応します。
現地調査の際に、使いたいテレビの台数についても伝えておくとよいでしょう。
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テレビを複数持っている方は、ぜひ上の記事を見てみてください。
Q:テレビアンテナの自力設置はできる?
テレビアンテナの自力設置は可能です。
しかし業者目線でいうと、あまりオススメしません……。
YouTubeやブログなどでアンテナの自力設置に挑戦している方もいます。
そちらを見ていただければわかると思うのですが、本体の調達から道具の準備、電波の測定、配線作業をすべて1人で行うのは本当に大変です。
また、高所作業は落下のおそれがあり、大変危険です。
高所作業が必要なアンテナ工事は、必ず業者に依頼するようにしてください。
もしどうしても「DIYで安く済ませたい!」という場合は、高所作業や壁工事のいらない室内アンテナやペーパーアンテナをオススメします。
これならネットショップなどで1,000円〜3,000円程度で購入できるので、お試し感覚で設置してみるのもいいですね。
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Q:アンテナを設置する以外にテレビを見る方法はある?
アンテナを設置する以外にも、ケーブルテレビや光回線を契約すれば、テレビを視聴できます。
電波の弱い地域では、アンテナ設置よりもケーブルテレビや光回線がメジャーということも多いですよね。
メリットは番組数が多い(有料チャンネル含む)、インターネットや電話とセットで契約できるなどです。
デメリットは、月額料がかかり、アンテナよりもトータルコストが割高な点ですね。
アンテナの設置が難しい方は、こちらの2つの方法もあわせて検討してみてください。
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そして最近増えているのが、インターネットの無線で映像を飛ばせる装置や、スマホのワンセグ、持ち運び用の小型アンテナ、ポータブルテレビなどでテレビを見る方法です。
上で紹介したケーブルテレビと光回線は、それぞれ独自のテレビサービスを契約して番組を視聴しますが、技術の進歩により、このようなサービスに加入せずにテレビを見ることも十分可能になりました。
「小さい画面でもかまわない」「特定の番組が視聴できればそれでいい」という方は、このような文明の利器を活用するのもアリかもしれません。
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Q:使わなくなったアンテナは放置してもOK?
使わなくなったアンテナは、必ず撤去しましょう。
現在、地上デジタル放送で使われるアンテナはUHFアンテナという種類ですが、それ以前のアナログ放送で使われていたVHFアンテナが残っているご家庭もいまだに多いんですよね。
使わないアンテナを放置すると劣化して屋根や壁が腐ったり、倒れて人にケガをさせるおそれがあります。
ですので、忘れずに撤去するようにしてくださいね。
アンテナの工事業者以外に撤去を頼む場合は、以下の3つがオススメです。
- 引越し業者(退去/入居時にオプションで頼む)
- 外壁塗装業者
- 屋根修理業者
いずれも撤去費の相場は約16,500円ほどとなっています。
もしアンテナ本体を自力で処分する場合は、に粗大ゴミ(有料)で出すようにしましょう。
室内アンテナなどの小さいものなら、不燃ゴミでも大丈夫です。
型番が新しかったり、新品・未開封のものなら、買取やリサイクルに出すことも可能です。
不用品回収業者や、リサイクルショップ、電子機器店をあたってみてください。
買取の場合、定価の30%程度の価格が相場となっているようです。
アンテナを宅配便で送るときは、壊れないよう新聞紙などで梱包してからダンボールで配送するようにしてくださいね。
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ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事のまとめ!アンテナの設置は業者に依頼しよう
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
この記事のまとめは以下の4つです。
- テレビアンテナには、地デジアンテナとBS/CSアンテナがある
- アンテナ選びでは、デザイン性だけでなく機能性も考慮して決める
- アンテナ本体だけでなく、周辺機器の安全性も重要
- アンテナ工事を依頼するのは、仲介手数料のないネットのアンテナ工事業者がオススメ
毎日のテレビ映りを左右するテレビアンテナ工事。
アンテナもテレビも長く使うものですから、じっくり選んでから工事に進みたいですよね。
みんなのアンテナ工事屋さんは、電話やメールで無料のお見積りを行っています。
現地にうかがう前でしたら、お見積もり後のキャンセルも無料です。
ですので「とりあえずアンテナ工事の費用について知りたい!」というご相談もOK!
引越し先のアンテナ設置、いまあるアンテナの交換、電波状況の確認……どんなことでも結構です。
アンテナに関する悩みは、みんなのアンテナ工事屋さんにおまかせください!
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それでは、この記事を読んだあなたが新しいアンテナで楽しくテレビを視聴できることを祈っています。