アンテナ設置の流れ

アンテナ設置の様子

「アンテナ工事業者って、どんな風に作業しているんだろう?」
「業者が決める工事費って、本当に妥当なの?」
こんな風に思ったこと、ありませんか?

こんにちは!
みんなのアンテナ工事屋さんの中沢です。

なんとなく簡単そうに見える、アンテナの設置工事
「本当にお金を払う価値があるのか、この目で確認したい!」
と思う方も多いはず。

そこで、この記事では私たちが普段行っているアンテナ設置の流れを丸ごと掲載します!

お問い合わせを頂いてから見積りまでの間に、私たちが何を基準にアンテナの種類と付属品を決めているのかを詳しく解説。
そして、普段はなかなか見ることのできない施工時の様子も、お客さまに許可を頂いて撮影させていただきました!

具体的には、以下の3つの項目を順番にご紹介します。

  • 設置するアンテナの選び方
  • 3種類のアンテナを設置する流れ
  • アンテナケーブルの引き込み

お客さまに満足して頂くために、私たちが普段気を付けているポイントもしっかり紹介します。

この記事を読むことで、アンテナ工事業者に対する不安や疑問が解消されることを祈っています。
それでは、早速行ってみましょう!

まずは設置するアンテナを選びましょう!業者によるアンテナ選びのポイント

アンテナ工事を業者に依頼する女性

▼アンテナ設置の流れはこちら▼

「家にアンテナを設置して欲しいんだけど…」
というお問い合わせを頂いたとき、まず最初に行うのが設置するアンテナの種類決めです。

どんなアンテナを設置するかを事前に決めているお客さまもいらっしゃいますが、中には
「地デジのほかに、○○チャンネルも見たいんだよね。値段はどれぐらい違うの?」
「電波が弱い地域でも使えるアンテナって、何があるの?」
と、相談してくださる方も多いです。

そんな時は、電話や現地調査でお客さまのご希望を詳しく伺って、ピッタリのアンテナをご提案させて頂きます。

ここでは、私たちが取り扱うアンテナの種類と、単品で購入したときの費用相場について紹介します。
地デジアンテナ、BS/CSアンテナそれぞれの表を下に用意したので、ぜひ見てみてください。

地デジアンテナの種類と費用相場

放送 地デジアンテナ(UHFアンテナ)
名称 八木式アンテナ デザインアンテナ
(フラットアンテナ、平面アンテナ)
室内アンテナ
外見 八木式アンテナ デザインアンテナ 室内アンテナ
魚の骨のような形 長方形の箱のような形 コンパクトな据え置き型
価格 2,000円〜10,000円 5,000円〜15,000円 1,000円〜5,000円
電波
設置場所 屋外 屋外、屋内 屋内

BS/CSアンテナの種類と費用相場

放送 BS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)
名称 110°アンテナ
(2K)
110°アンテナ
(4K8K対応)
マルチアンテナ
外見 BS/CS110°アンテナ スカパー!マルチアンテナ
お皿のような形
価格 3,000円〜10,000円 5,000円〜13,000円 9,000円〜20,000円
電波 - - -
設置場所 屋外、屋内

いかがでしょうか。

価格はものによってピンキリですが、ケーブルや端子などの付属品や工具を含めると、トータルで10,000円以上はすると考えたほうが良いでしょう。
アンテナは、見たい放送によって以下の2つに分けられます。

  • 地デジアンテナ
  • BS/CSアンテナ

地上デジタル放送だけを視聴したいのか、BS/CS番組を見たいのか、それとも両方なのか……。
お客さまの状況によって、設置するアンテナが変わってきます

地デジアンテナ、BS/CSアンテナそれぞれの選び方を詳しく見ていきましょう。
まずは地デジアンテナから。

地デジアンテナを設置したい!選び方のポイントは?

八木式アンテナ、デザインアンテナ、室内アンテナ

地上デジタル放送の電波を受信するための「地デジアンテナ」
具体的には、以下の3つの種類があります。

  • 八木式アンテナ
  • デザインアンテナ
  • 室内アンテナ

「どれを選べばいいのかわからない…」
という方のために、選び方のポイントを2つ紹介します。

  1. 電界強度から選ぶ
  2. 形状、設置場所から選ぶ

1つずつ詳しく見ていきましょう。

まずは、電界強度から地デジアンテナを選ぶ場合。

選び方1. 電界強度から選ぶ

3つの電界強度ごとの対応アンテナ

「電界強度」とは、住んでいる地域の電波の強さのこと。
最寄りの電波塔からの距離によって、「強電界」「中電界」「弱電界」の3つに分類されます。

私たちは自前の測定器を使って電界強度を調べますが、仕事で使うのでなければ持っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで、ここでは専用の機材を用いずに電界強度を調べる方法を紹介します。

その方法とは、
「屋内のどこでも携帯でテレビ(ワンセグ)を視聴できるか」
確認してみるというもの。

スマホを持ったまま家の中を歩いて、ぜひ試してみてください。
以下の3つのうち、どれに当てはまるでしょうか?

  • 強電界→家の中のどこでもワンセグを視聴できる
  • 中電界→限られた場所(2階のみなど)でしかワンセグを視聴できない
  • 弱電界→ほとんどの場所で視聴できない

ざっくりとですが、3段階の電界それぞれに適した地デジアンテナは以下のようになります。

電界 対応素子 八木式アンテナ デザインアンテナ 室内アンテナ
- - 八木式アンテナ デザインアンテナ 室内アンテナ
強電界 4~8素子
中電界 14~20素子
弱電界 20~26素子

電波の強度でいうと、八木式アンテナの圧勝です!
どの電界にも対応しています。

逆に室内アンテナは、設置できる地域がかなり限られています。

表の中に「素子」という欄がありますね。
これについて少し説明します。

反射器と導波器をまとめて素子と呼ぶ

アンテナの「素子」ってなに?

アンテナの素子とは、八木式アンテナについている細い棒のことを指します。

下の図の左側についている棒を「導波器」、右側の棒を「反射器」といい、これらを総合して「素子」と呼びます。
画像一般的に素子の数が多いほどアンテナのサイズが大きくなり、それに伴って電波の受信感度も良くなって行きます

電波の強い地域では素子が10以下のアンテナでも十分視聴できますが、電波の弱い地域では「20素子」「26素子」などの強力なアンテナが必要になります。

ちなみに、デザインアンテナにも素子数が書かれているものがありますが、厳密にはデザインアンテナに素子は存在しません。
あくまで電力の目安として書かれたものですので、覚えておいてください。

続いて、形状・設置場所から地デジアンテナを選ぶ場合。

選び方2. 形状・設置場所から選ぶ

八木式アンテナとデザインアンテナの形

先程のトピックでお伝えしたとおり、電界面から言うと八木式アンテナが1番電波の受信強度が強く、様々な地域に対応できます

しかし、お客さまの中には
「賃貸契約の都合で、屋根の上にアンテナを設置できない…」
「八木式アンテナを設置して、家の景観を壊したくない!」
という方も多いんですよね。

そんな方には、デザインアンテナや室内アンテナの設置をオススメしています。

八木式アンテナと比べると電波強度はやや劣りますが、スタイリッシュで景観を崩さないデザインアンテナは、新築や若い人の間で非常に人気です。

サイズが大きく、屋根の上に設置することが多い八木式アンテナに対して、デザインアンテナは外壁や室内に設置することが多いです。

ここで、屋根裏などの室内にアンテナを設置する方に1点注意して欲しいことがあります。
それは屋根の材質です。

電波障害に注意!電波を通さないのはどんな屋根?

金属製の物質は、電波を反射したり吸収する性質を持っています。

なので、トタン屋根のような金属製の屋根の家ではアンテナを室内に設置できない可能性があります!

もちろん、必ずしも屋根を通して電波を受信するわけではないので、トタン屋根でも問題なく設置できることもあります。

正直、この障害は実際に見てみないとなんとも言えないんですよね。
アンテナの高さや方向、設置する位置を変えることで回避できることもあるので、電波障害でお悩みの方は、まずは私たちアンテナ工事専門業者に相談してください。

tel:0120-769-164(24時間 365日対応いたします!)

お問い合わせフォーム (24時間以内に必ずお返事いたします!)

以上、地デジアンテナ3種類の選び方でした。
続いて、BS/CS番組を視聴するためのパラボラアンテナについて紹介します。

地デジアンテナの設置の流れを見たい方は、こちらからどうぞ!

▼地デジアンテナ設置の流れはこちら▼

BS/CSアンテナの種類は?放送番組に違いはあるの?

屋根の上のBSCSアンテナ

BS/CS放送を見るには、お皿のような形のパラボラアンテナが必要です。
地デジのアンテナと一緒に設置している家も多いですよね!

BS/CSアンテナには、大きく分けて3つの種類があります。

名称 110°アンテナ
(2K)
110°アンテナ
(4K8K対応)
マルチアンテナ
外見 BS/CS110°アンテナ スカパー!マルチアンテナ
- 4K8K対応製品には「4K8K」
「SHマーク」などの記載あり
「MULCH」と記載
価格 3,000円〜10,000円 5,000円〜13,000円 9,000円〜20,000円
対応周波数 1032〜2071MHz 2224〜3224MHz 1032〜2071MHz/
2224〜3224MHz
チャンネル 従来のBS/CS放送(2K) 従来のBS/CS放送+4K8K放送 スカパー!プレミアムチャンネルのCS放送

一般的なBS/CS放送を視聴したい方は、110°アンテナでOKです。

110°アンテナには、「2K(フルハイビジョン)」「4K8K対応」の2種類があります。

ここで、最近よく聞く4K8K放送について少し説明しますね。

4K8K放送のメリット

「4K8K放送」ってなに?

2018年12月から始まった「4K8K放送」
従来の2K(フルハイビジョン)よりも画素数が増え、綺麗な映像を楽しめるようになりました。

4K8K放送のなめらかな映像は、映画鑑賞やスポーツ観戦にピッタリです。
現時点で、既に2020年のオリンピックの各競技の放送が決まっています。
これからの衛星放送は、まずます4K8K放送が主流になっていくことでしょう。

そしてこの4K8K対応アンテナ、従来の110°アンテナと2,000円程度しか違わないんですよね。
これからパラボラアンテナを設置する方は、4K8K対応の110°アンテナがオススメです!

※4K8K放送を視聴する場合、少なくともアンテナ本体、分波器、ブースターの3つを4K8K対応にする必要があります。

以上、アンテナの選び方でした。
お客さまと相談のうえ、設置するアンテナと見積もりを決定したら、次はいよいよ施工に移ります。

ここからは、私たちがよく行っている以下の3種類のアンテナ設置工事の流れを紹介します。

①八木式アンテナを設置する流れ

②デザインアンテナを設置する流れ

③パラボラアンテナを設置する流れ

それぞれのリンクから各トピックに移動することができるので、設置するアンテナが決まっている方は移動してみてくださいね。

まずは八木式アンテナを設置する方法を見ていきましょう。

八木式アンテナを屋根の上に設置する流れ

八木式アンテナ

ここでは、地デジアンテナの中でも最も代表的な「八木式アンテナを屋根の上に設置する流れ」についてお伝えします。

使用するものは以下の通りです。

アンテナの設置作業は必ず晴れた日に行います。

雨の日や夜間の作業はとても危険です。
晴れている日は電波の受信環境がいいだけでなく、足を滑らせて転落するなどの事故やケガを防ぐことにも繋がります。

晴れた日の作業

1アンテナ本体を組み立てる

まず、地上で八木式アンテナを組み立てます。
この作業は5分とかからず終わります!

2脚立で屋根に上る

準備ができたら、アンテナ本体と必要機器を持ち、脚立で屋根に上ります。
屋根と脚立屋根上から見た地上
……かなり高いです!
高所恐怖症の方には厳しいかもしれません。
通常、屋根の勾配(角度)が緩やかで電波障害の少ない建物なら、安定性の観点から
屋根の中央に設置する
ことをご提案しています。

3屋根馬を設置する

屋根に上ってまず最初にやることは、屋根馬の設置です。
下の写真のようなものですね。
屋根馬の組み立て屋根馬の組み立て
屋根馬を使うことで、斜めの屋根でも垂直にアンテナを固定することができます。
ちなみに八木式アンテナ本体とスタッフの足を比べると、下の写真のようなサイズになります。
八木式アンテナの大きさ
とても大きいことが分かりますね!
これらを脚立で上に運ぶのは、慣れたスタッフといえども非常に神経を使います。
この屋根馬に、アンテナを固定するためのマストを取り付けます。
屋根馬とマストを固定するようす
ここまで終えたら、一旦アンテナ側の作業は終了です。
次は、ステーアンカーを取り付ける作業に入ります。

4屋根にステーを取り付ける

アンテナを固定するためのステーアンカーを、屋根の破風(はふ)に取り付けます。
ステーアンカーとは、下の写真の金具のことです。
金具を打ち込んだ破風
家の四隅のハフに穴を開け、アンカーを付けたあとは、補強のためコーキング(防水処理)を施していきます。
下の写真は、スタッフが実際にハフに穴を開けているところ。
破風にステーアンカーを打ち込む様子
頑張って身を乗り出して作業しています!
滑り落ちないよう気を配りながら施工するので、集中力が必要です
私たちは、屋根から落ちないよう寝そべるような体制で作業を行うようにしています。

5支線を繋ぐ

設置したアンテナは、支線を使って屋根に固定します。
ここではそのための前準備を行います。
まずはアンテナマストに支線リングを付け、支線を仮設置します。
下は、ステンレス支線の長さを確認するスタッフの様子です。
支線の長さを測るスタッフ
この支線をターンバックルに繋いだら、準備は完了です。
次はいよいよ、アンテナ本体の設置に移ります!

6アンテナ本体を設置する

マストを一旦下ろし、屋根に上る前に組み立てたアンテナ本体と組み合わせます。
強風などで倒れないように、マスト先端にボルトを使ってしっかりと固定するのがコツです。
アンテナ本体とマストを組み立てたら、屋根馬に差し込みます。
屋根馬とマストを取り付けるスタッフ
八木式アンテナは、どれも3kg以上あるものばかり。
正直、かなり重いです!
持ち上げた瞬間、
一緒に倒れないように踏ん張ることがポイントです。
マストの角度を水平器で確認し、垂直になるように調整しながら設置します。

7地デジアンテナの向きを調整する

地デジアンテナは、最寄りの電波塔の方向に向けて設置します。
地デジアンテナは電波塔の方向へ
ピッタリの角度にアンテナマストを回転させたら、マストのボルトを締め直します。
この時、私たちは専用のレベルチェッカー(測定器)を使用して方角を決定しますが、ここではグッズ無しでも実践できる身近な方法も紹介します。

道具を使わずに向きを調整する方法

まずは周りの家を見渡して、どの方向にアンテナを向けているか確認します。
大体の位置がわかったら、ネットで答え合わせをしてみてください。
自分の住んでいる家に1番近い電波塔を調べるには、こちらのページが便利です。
青空と電波塔
より詳しい方角を知りたい場合は、無料の電波測定アプリをダウンロードしてみてください。

8アンテナを支線で固定する

最後に、先ほどハフに繋いだ支線をピンと張って行きます。
ステーワイヤーを確認するスタッフステーワイヤーを張るスタッフ
支線リングの穴から支線を通し、ターンバックルとステーアンカーを繋いだら、作業は完了です!
お疲れさまでした。
完成した屋根上の八木式アンテナ屋根上の八木式アンテナ
上の写真のように、地面に対して垂直に立ったアンテナから、ワイヤーがたゆまずピンと張っているのが理想です。

以上、地デジアンテナを屋根上に設置する流れでした。
この後は、アンテナに繋いだケーブルを室内に引き込む作業に移ります。

このままケーブル作業のようすを確認したい方は、下のリンクから該当トピックに移動してみてくださいね。

▼ケーブル引き込み作業の流れはこちら▼

次はデザインアンテナを壁に設置する流れを見ていきましょう。

デザインアンテナを壁に設置する流れ

スタイリッシュで家の景観を崩さないデザインアンテナ
みんなのアンテナ工事屋さんでも、年々デザインアンテナの需要が高まっています

ここでは、最もお問い合わせの多い「デザインアンテナを壁に設置する流れ」を紹介しますね。
必要なものは以下の通りです。

施工は、見通しの良い晴れた日に行います。

1壁のどこに設置するか決める

壁のどこにアンテナを設置するか、お客さまと相談しながら決めて行きます。
「家の景観を崩したくないから、壁の目立つところや玄関の近くには設置したくない」
など、重視するポイントがあれば、ここで伺っておきます。
下の写真は、スタッフが棒を使ってデザインアンテナを壁に当て、設置場所を選んでいるところ。
電波を測定するスタッフ
(1) 雨風に当たりにくい(軒下など)
(2) ケーブルを通すための配管引込口に近い
(3) 電波の障害となるものがない
(4) 室内のテレビと距離が近い

これらのポイントに気をつけながら、設置場所を選びます。

2脚立で壁に上る

設置する場所が決まったら、脚立を使用して壁に上ります。
1人で道具を持って脚立を上り降りするのは、熟練のスタッフでなければかなり危険です。
下で脚立を支えて機器を渡す人と、上で作業をする人、最低2人はいた方が良いですね。
下の写真は、脚立を使って壁に上っているスタッフの様子です。
三連はしごでの高所作業作業スタッフの後ろ姿
設置場所に到達したら、次は金具の取り付け作業に移ります。

3壁面金具を取り付ける

ボルトを使って、壁に壁面金具を固定します。
アンテナがグラグラ揺れてしまわないよう、しっかりと強めに締めて行きます。
水平器を使って、地面に対して垂直になるように注意して固定します。
スタッフが金具を固定している様子と、完成図は以下の通り。
設置風景デザインアンテナの取付金具
壁面金具を取り付けたら、そこにアンテナ本体を固定します。

4壁面金具にアンテナ本体を差し込む

一般的に、デザインアンテナの裏側、下の方金具への差し込み口があります。
壁面にアンテナを取り付けるスタッフ壁面にアンテナを取り付けるスタッフ
金具をはめ込み、慎重にアンテナを固定します。

5アンテナケーブルを接続する

最後に、アンテナ本体とケーブルを接続します。
下の写真のように、本体の下から繋ぐことが多いです。
完成したデザインアンテナ
……できました!
最後にアンテナの向きを調整して、本体の設置は完了です。

以上、デザインアンテナを壁に設置する流れでした。
この後は、アンテナに繋いだケーブルを室内に引き込む作業に移ります。

このままケーブル作業のようすを確認したい方は、下のリンクから該当トピックに移動してみてくださいね。

▼ケーブル引き込み作業の流れはこちら▼

次に、BS/CSアンテナを取り付ける流れを紹介します。

BS/CSアンテナを設置する流れ

青空とパラボラアンテナ

「地デジアンテナと一緒に、BS/CSアンテナも設置したい!」
というお客さまがよくいらっしゃいます。

BS/CS放送を受信するパラボラアンテナは、非常に軽くてコンパクト
地デジアンテナと比べると、なんとなく設置が簡単そうに見えますが、衛星放送ならではの難しさもあるんです。

どういうことか、詳しく見ていきましょう。

必要な製品は以下の通りです。

1アンテナを設置する場所を決める

施工は、見通しの良い晴れた日に行います。
既に地デジアンテナが設置されていれば、そのマストに固定する形でBS/CSアンテナを取り付けます。
単体の場合は、壁面やベランダの柵に設置することが多いです。
測定器を衛星放送に合わせて、どこに設置するのが良いか決めていきます。

2取付金具を設置する

レンチを使って、壁や柵に取付金具を設置します。

3アンテナの仰角をあわせる

ここで、アンテナ本体の登場です。
しっかりと固定する前に、まずは「仰角」を合わせます。
仰角の合わせ方
「仰角」とは、アンテナの上向きの角度のこと。
0°〜45°のいずれかに合わせる必要があり、この角度は地域ごとに異なります。
私たち業者スタッフは、地域ごとの細かい仰角表を持ち歩いていますが、ここではおおよその仰角を無料で知る方法を紹介します。

無料で仰角を知る方法

スカパー!によるアンテナ方向チェックを開き、「スカパー!」のアンテナを選択します。
ここに地域を入力すると、おおよその仰角を知ることができます。

4アンテナを取付金具に固定する

仰角を設定したら、アンテナを金具に固定します。
この後、向きを調整する作業があるので、ここでは仮止め程度にしておきます。

5アンテナケーブルを接続する

室内のテレビに繋ぐため、アンテナの下からアンテナケーブルを接続します。
BS/CSアンテナ
アンテナケーブルをテレビに接続する流れについては、のちほど別のトピックで紹介します。

6アンテナの角度を調整する

アンテナの角度を調整する
ここがBS/CSアンテナ設置の最大の難関です。
地デジと比べて、BS/CS放送は角度調整が大変です。
1mmでも向きが違うと映りが悪くなってしまうので、ここは集中して取り組みます。
私たちは、レベルチェッカー(測定器)を衛星放送に設定して、細かい調節を行います。
レベルチェッカーを繋いだところ
ざっくりと南南西の方角にアンテナを向け、西から南に向かってゆっくりとアンテナを動かして行きます。
1°につき5秒静止して、テレビの受信状況を確認していきます。
テレビの映りとアンテナの角度を交互に確認しながら、根気よく合わせることが大切です。

!測定器なしで角度を調整する

測定器なしで向きを合わせたい方は、無料アプリ「BSコンパス」を利用するのが良さそうです。
▶App Storeでダウンロードする場合はこちら
▶Google Playでダウンロードする場合はこちら

7テレビ映りを確認する

問題なくBS/CS放送が映ったら、作業は完了です!
横から見たパラボラアンテナ
屋根ではなくベランダに設置すると、下の写真のような感じになります。
ベランダのパラボラアンテナベランダのパラボラアンテナ

以上、アンテナ3種類を設置する流れでした。
お疲れさまでした!


ここからは、ケーブルの引き込みに移ります。
この記事の中で最も専門性の強い内容となっていますが、ついてきてください!

アンテナケーブルを引き込む方法

アンテナ本体の設置が完了したら、次はアンテナケーブルを室内に引き込む作業に入ります。
まず、使用する周辺機器について説明します。

アンテナとテレビはどう繋ぐ?必要な周辺機器一覧

アンテナからテレビまでの電波の通り道

アンテナとテレビは、上の画像のようにアンテナケーブルで繋ぎます。
その途中に、必要に応じて機器を繋いでいくことになります。

主な機器の名称と用途は以下の通りです。

アンテナ周辺機器の名称 用途
分波器、分配器 複数のテレビや4Kチューナー、BDレコーダーに繋ぐ時に使用する装置
ブースター 電波を増幅させる装置
アッテネーター 強すぎる電波を抑える装置
アンテナ端子 アンテナケーブルを繋ぐために壁につける装置

ブースターについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、気になる方は見てみてくださいね。

どんな機器を使うか決まったら、必要な長さに合わせてアンテナケーブルを調達します。

必要な機器を揃えたら、引き込み作業開始です!
ケーブルの引き込みは、以下の3つの手順で行います。

  1. ケーブルを屋内に引き込む
  2. 壁の内部に周辺機器を設置する
  3. アンテナ端子からケーブルを出す

それでは、早速「1. ケーブルを屋内に引き込む」から行ってみましょう!

1. ケーブルを屋内に引き込む

パラボラアンテナ

アンテナケーブルを屋内に引き込むには、大きく分けて4つの方法があります。

  • アンテナの引込口を利用する
  • エアコンダクト、通気口を利用する
  • 窓のサッシを利用する
  • 壁に穴を開ける

それぞれどのように違うのかお伝えしますね。

アンテナの引込口を利用する場合

一軒家の壁には、標準として3つ以上の引込口が付いています。

1つ目は、「電気」用の引込口。
そのほか2つは予備の空配管で、電話、ケーブルテレビ、LANなどを使う場合に利用する「弱電」用の引込口です。

家の外壁のどこに、防雨引込カバーがついた引込口が並んでいると思うので、確認してみてください。
今回は、この中のテレビ用の弱電用引込口を利用して、同軸ケーブルを引き込んで行きます。

下の写真では、3つの引込口のうち上にある3本の線が通っているものが電気用その下の手前にあるものがアンテナ用になります。

 デザインアンテナから壁に伸びるケーブル3つの引き込み口

引込口が無い場合は、エアコンダクト、通気口、窓のサッシなどから通すこともできます。
その場合、ケーブルの差込口から雨が入らないよう、パテを使って隙間を埋めて行きます。

アンテナよりもダクトの位置が下にある場合は、敢えてケーブルをたわませたり、輪っか状にして「返し」を作ることで、雨水が屋外に落ちて行くよう工夫します。

 エアコンダクト、通気口を利用する場合

アンテナ用の引込口がなくても、既に穴が開いている箇所からケーブルを通すことができます。

エアコンダクトを利用する場合は、1度配管を持ち上げてからアンテナケーブルを通し、パテで塞ぎます。
通気口からケーブルを通す場合は、施工後フタがピッタリと閉じなくなるので注意が必要です。

下の写真は、通気口に通したケーブルを室内から撮影した時の写真です。

通気口から室内に引き込んだケーブル

窓のサッシを利用する場合

どうしても室内にケーブルを通す方法がない時や、賃貸の場合は、ベランダや窓のサッシから下のようなフラットケーブルを使って通すこともあります。

これなら、窓をピッタリ閉じても大丈夫です。

壁に穴を開ける場合

テレビまでの距離の関係で既存の穴にケーブルを通せない場合は、屋根の下に穴を開けることもあります。


以上、ケーブルを屋内に引き込む方法4つでした。

いずれかの方法でアンテナケーブルを室内へ引き込む作業が完了したら、次は壁の内部の配線に移ります。

2. 壁の内部に周辺機器を設置する

「アンテナとテレビを直接繋ぎたい!」
という方は、このままテレビまで一直線でケーブルを繋ぐだけでOKです。

しかし間に周辺機器を挟む場合は、もうひと仕事必要です。
分波器、分配器などの機器を途中に繋ぐ必要があります。

安定性の観点から、周辺機器は壁の中や屋根裏など、1箇所にまとめて収納するのがベストです。

屋根裏の配線

まず、家の中に点検口があるかどうか見て行きましょう。

点検口とは、天井内にある配管や配線を守るために取り付ける天井のフタのことです。
通常、点検口は以下のような場所に設置されています。

  • 浴室天井
  • 屋根裏天井
  • クローゼットの上

下の写真は、浴室の天井に点検口があるお家。

点検口に収納された配線 点検口の裏側

分波器やケーブルが、天井裏に収納されていますね!

下の写真は、天井裏に点検口があるお家です。

点検口の作業屋根裏のブースター

このお家では、電波強度を上げるためのブースターを壁の中に固定しました。

「室内に点検口が見つからない……」
という場合は、外壁にウォールボックスと呼ばれる箱が付いていることもあります。

建物の状況によってピッタリの配線経路は異なるので、お気軽にご相談ください。
周辺機器を配線したら、次はケーブルを壁の内側に出していきます。

3. アンテナ端子からケーブルを出す

アンテナケーブルは、壁面のアンテナ端子から通します。
テレビ端子のカバーと金具を外し、壁の中から取り出したケーブルを丸い端子に繋ぎます。

アンテナ端子

カバーを付ければ完了です。
地デジとBS/CSの2つを視聴する場合は、下の写真のように2つの端子を取り付けます。

2つのアンテナ端子

あとは、テレビとアンテナ端子をケーブルで接続し、テレビ映りを確認します。
必要に応じて、外のアンテナの角度をもう1度調整します。

バッチリ映れば、作業は完了です!

最後に、この記事のまとめをおさらいしましょう。

アンテナの設置は、”きちんと納得したうえで”業者に依頼しよう!

以上、私たち業者スタッフが普段行っているアンテナ設置の流れでした!
いかがでしたか?

「自力で屋根に上ったり配線を引き込むのって、意外と危険で、難しいんだな……」
「アンテナの設置を依頼した時の流れがイメージできた!」
と思っていただけたら嬉しいです。

私たちは、「どこよりも誠実な施工を、業界最安値でお届けする」ことをモットーに、日々新しい取り組みに挑戦し続けています。

各工事にかかる最低金額は以下の通り。

工事の種類 最低限かかる費用の目安
地デジアンテナ工事(八木式アンテナ) 15,000円〜
地デジアンテナ工事(デザインアンテナ) 20,000円〜
BS/CSアンテナ工事 15,000円〜
地デジ(八木式)+BS/CSアンテナ工事 30,000円〜
地デジ(デザイン)+BS/CSアンテナ工事 35,000円〜

この基本料金に、お客様の状況によってブースターの設置など、追加費用がプラスされていく仕組みです。

現地調査と見積もりは無料で行いますので、アンテナの設置でお困りの際にはぜひ私たちにご相談ください!

画像

施工内容に不明な点がある方は、以下の電話やメールから何でも聞いてくださいね!

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私たちみんなのアンテナ工事屋さんは、お客さま全員が納得感をもってアンテナの設置を終えられることを祈っています。

それでは、また別の記事でお会いしましょう!

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